交渉で顔を合わせることの大切さ

弁護士の重要な仕事の一つに

相手方との交渉があります。


交渉の内容は様々ですが

私は基本的に
相手方と顔を合わせて話すことが重要だと
考えています。


顔を合わせることで
人間関係が形成され

同じ方向を向くことが可能となり
それが事案を解決する力になると
思うからです。




もちろん

交渉では如何ともしがたい
という事案はあり

その場合は
訴訟等の手続に移行せざるを得ないのですが。






しかし
どうやら
私のようには考えない弁護士もいるようで


隣接他府県に
交渉に訪れた際

その隣接他府県の弁護士は皆

会って交渉するということはしない
と言われました。




交渉の方法は

会うか
電話か
文書か

の3通りくらいしかありませんので


電話や文書で
交渉の目的を遂げられる
と考えているのでしょうか。




当該事案は

先方が文書を送ってくるのみの
交渉態度だったため

上記の
同じ方向を向く可能性がないと
当方が判断し

交渉を打ち切りました。




訴訟になる前に
交渉での解決を模索することは

ご依頼者の方にとって
メリットがあります。


訴訟にかかる余分な費用を
支出せずに済むことです。


争いが峻烈な場合は
裁判所による客観的解決に依らなければ

ご依頼者も納得しない
ということもありますが


交渉による解決の可能性がある事案であれば
できる限り交渉で解決しようとするのが

正当な弁護活動である
と考えます。




相手方と顔を合わせず

電話や文書のみで済まそうとすることは
不適切な弁護活動ではないかと思います。





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by t-nishimura-kflo | 2017-02-17 16:24 | 弁護士業務雑感

京都の弁護士西村友彦が日々考えたことなどを書いています。


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