証拠がものをいう

そろそろ

師走の足音が聞こえてきそうです。




さて

裁判手続きというのは

当事者双方が
各々の言い分を出し合い(主張)
その主張を裏付ける証拠を出し合うことで

成り立っています。


どれだけまっとうな主張をしても
それを裏付ける証拠がなければ

敗訴してしまいます。


その意味では
裁判は証拠がものをいいます。



例えば

XさんがYさんにお金を貸したとして
それを返せというためには

「金銭の授受」と「返還約束」

を裏付ける証拠が必要です。


通常は
「金銭消費貸借契約書」や「借用書」

という表題の書面が作成されるため
それが直接的な証拠となりますが

それがないからといって
まったく証拠がない
ということではありません。


Xさんの証言も
一つの証拠になります。


もっとも
人が話すことには
認識,記憶,表現の各過程で
不正確さが伴いますので

裁判所は
証拠として
書面を重視する傾向にあります。



日常で生活していて
後々トラブルになる
と考えて行動することは

人を疑ってばかりいるようで
あまり気持ちのよいものではありませんが

何かあったときに
書面がないことで
裁判所に主張が認められず
泣き寝入りしなければならなくなる

ということをできるだけ避けるために

証拠として書面を残しておくことが
とても重要です。


どのような書面が必要かは
場面によって異なりますので

弁護士のアドヴァイスを
受けていただくのがよいと思います。



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by t-nishimura-kflo | 2016-11-15 14:57 | 弁護士業務雑感

京都の弁護士西村友彦が日々考えたことなどを書いています。


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